日常生活の何気ない習慣や出来事を見渡すと、さまざまな素朴で不思議な疑問が起こり、「なぜ、どうして?」と。その謎を解き明かします

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誰もが不思議に思う素朴な疑問のトップページ
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「蝶」と「蛾」は、どのように区別したら分かるの?


「昼間飛んでいる花の蜜を吸うのが蝶で、夜に飛ぶのが蛾」
このように思っている人が多いですが、一部の蛾は明るい昼間を好んで飛ぶし、逆に、蛾のように夜の街灯に集まる蛾もいます。



また、子供の頃に「羽をたたんで止まるのが蝶で、広げて止まるのが蛾」という識別法を聞いたことがある人もいるでしょう。

残念ながらこれも正確とはいえません。たしかに、ほとんどの蛾は羽を広げて止まるし、蝶は羽を閉じて止まることが多いです。しかし、タテハチョウという蝶は羽を広げて止まることが知られています。

「蛾は蝶に比べて胴体が太い」と主張する人もいますが、セセリチョウという蝶は、蛾並みの太い胴体だし、蝶並みにスリムな蛾もたくさんいます。

なかには「蝶は羽がきれいで、蛾の羽は茶色っぽく汚いから一目で分かる」という乱暴なことを言う人もいます。

蛾は夜に活動することが多いため、くすんだ色をしているものが多いのも事実ですが、昼間飛ぶ蛾の中にはツバメガのように、蝶顔負けの美しい羽を持っているものもいます。また、シジミチョウのように、蝶とは思えないほど羽が地味なものもたくさんいるようです。

両者を詳しく観察したことがある人の中には、「触角の先がふくらんでいるのが蝶で、先がとがっていたり、櫛状になったりしているのが蛾だ」という違いを見出した人もいるでしょう。

この傾向は見られるのですが、熱帯地方に生息するカストニアという蛾は蝶のように先がふくらんだ触角を持っているし、セセリチョウは逆に蛾のように先のとがった触角があります。

★ここで、結論からいえば、蝶と蛾はどちらも鱗翅目(りんしもく)に属する昆虫で、明確な区別はないということになります。

なにも区別するのが面倒だから言っているのではなく、学会などでも生物学的根拠が薄いという理由で、蝶と蛾の分類法自体が排除される傾向にあるようです。

ちなみに、英語では蝶を「butterfly」、蛾のことを「moth」といいますが、世界的には、日本語や英語のように蝶と蛾を区別する言語のほうが少ないそうです。






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