日常生活の何気ない習慣や出来事を見渡すと、さまざまな素朴で不思議な疑問が起こり、「なぜ、どうして?」と。その謎を解き明かします

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「イカ墨」の料理はあるのに、なぜ、「タコ墨」の料理はないの?


イカ墨のスパゲッティは、見た目の悪さからは創造もできない美味しさで、日本人にも大人気のメニューのひとつでしょう。
ほかにもイカ墨のリゾットなど、イタリア料理にはイカ墨が欠かせないし、日本にもイカ墨を使った郷土料理が各地に存在しています。

ですが、タコ墨を使った料理は聞いたことがありません。
イカもタコも同じように墨を持っているのに、なぜイカの墨だけが料理として使われ、タコの墨は利用されないのでしょう。

イカもタコも墨の成分は95%がセピオメラニンというメラニンの一種とうことです。残り5%に含まれている脂質の差によって、粘り気に違いが出ます。

イカの墨には粘り気があるので、吐き出して水中に散らばらず、ある程度の塊になり、イカはその墨の塊をダミーにして敵を欺くようです。
一方、タコの墨はサラサラしていて、海中でパーッと広がり、タコはその墨を煙幕にして敵から逃げようとします。

★つまり、イカの墨はドロッとしているため食材にからませやすいですが、タコの墨はサラサラしすぎていて、食材に絡ませるには不向きなのです。だから、料理に使われないのです。

もう一つ、タコの墨は、イカの墨に比べて、とても取り出しにくいという欠点があります。イカの墨袋は大きくて取り出しやすいのですが、タコの墨袋はとても小さく、臓器の奥にくっついて、取り出そうとするとすぐに破けてしまうということです。

では、味はどうかというと、実はタコ墨のほうが、イカ墨よりも美味しいはずです。その理由は、タコ墨のほうがイカ墨よりも、うまみ成分であるアミノ酸が多く含まれているからです。

イカ墨は、料理だけでなく、絵の具やインク、さらには抗がん剤として注目されているというのに、タコ墨には毒があるから使えないというでたらめな俗説まで登場する始末です。

味は美味しいのに、量が少なく、取り出しにくいということで、イカに差をつけられて、タコは不本意かもしれませんね。






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